中国・復旦大学、中国の印譜を収録したデジタルアーカイブを公開:IIIFにも対応

2019年11月15日、中国・復旦大学は、中国の印譜を収録したデジタルアーカイブ「印譜文献虚擬図書館」を同日に公開したことを発表しました。同アーカイブの収録コンテンツはIIIFに対応しているほか、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスのCC BY-NC-ND 3.0 CNが採用されています。

公開について報じる寧波晩報の2019年11月21日付け記事によると、現時点では、印譜の蒐集で知られる香港の林章松氏が復旦大学図書館に寄贈した印譜500部、復旦大学図書館所蔵の印譜1部の計501部が公開されています。

复旦大学“印谱文献虚拟图书馆”正式启用(復旦大学, 2019/11/15)
https://news.fudan.edu.cn/2019/1115/c1247a103002/page.htm

复旦大学印谱文献虚拟图书馆公开多部甬人印谱(寧波晩報, 2019/11/21)
http://daily.cnnb.com.cn/nbwb/html/2019-11/21/content_1196682.htm

印譜文献虚擬図書館(復旦大学図書館)
http://yin.fudan.edu.cn/ypindex.action

参考:
国文学研究資料館、「蔵書印データベース」を一般公開
Posted 2012年3月30日
https://current.ndl.go.jp/node/20512