2019年11月14日、カナダ研究図書館協会(CARL)が、オープンエデュケーション(open education)に関する声明を発表しています。
CARLは、大学の使命は知識を創造し広める事であり、すべての人がアクセスできるオープンな学術システムは、地球上のあらゆる地域の人間の生活に良い影響を与える確実な方法を提供し、さらには、あらゆる形態の学術情報を広く精査のためにオープンにすることは、質を高め、説明責任を拡大し、連携を促進すると信じているとし、そのことは、より高い可視性と効果をもたらすとしています。
そして、オープンな教育の実践は、教育への障害を減らし、教育と学習の改善のための技術を改善し、高品質な教育体験をもたらすことができるため、CARLの上記の原則に沿ったものであるとしています。
CARL Issues Statement on Open Education(CARL, 2019/11/14)
http://www.carl-abrc.ca/news/statement-on-open-education/
CARL Issues Statement on Open Education [PDF:3ページ]
http://www.carl-abrc.ca/wp-content/uploads/2019/11/CARL_statement_OE-3.pdf
参考:
【イベント】慶應義塾大学DMC研究センターシンポジウム「大学教育のミライ:オープンエデュケーションのその先へ」(11/20・横浜)
Posted 2019年11月13日
https://current.ndl.go.jp/node/39503
CA1811 – 動向レビュー:MOOCの現状と図書館の役割 / 重田勝介
カレントアウェアネス No.318 2013年12月20日
https://current.ndl.go.jp/ca1811