2019年9月30日、米・Ithaka S+Rは、イシューブリーフ“Student Needs Are Academic Needs:Community College Libraries and Academic Support for Student Success”を公開しました。
米国のコミュニティカレッジに通う学生の目標、課題、ニーズを学生の観点から調査し、効果的な支援方法を探るプロジェクト“Community College Libraries and Academic Support for Student Success”(CCLASSS)の報告書です。なお、CCLASSS については、2018年8月にもイシューブリーフ“Amplifying Student Voices: The Community College Libraries and Academic Support for Student Success Project”が公開されています。
今回の報告書では、2018年秋に、米・Northern Virginia Community Collegeほか6つのコミュニティカレッジの学生計10,844人を調査した結果をまとめており、要点として、学生は個人的、職業的、学問的責任のバランスを取ることにしばしば苦労していること、育児中の学生、特に女子学生はより手厚い育児支援を求めていること、WifiホットスポットやノートPC等への長期アクセスの提供などテクノロジー面での一層の充実を求めていること等が紹介されています。
Student Needs Are Academic Needs:Community College Libraries and Academic Support for Student Success(Ithaka S+R, 2019/9/30)
https://doi.org/10.18665/sr.311913
Students Are the Experts:New Report Explores the Needs of Community College Students(Ithaka S+R, 2019/9/30)
https://sr.ithaka.org/blog/students-are-the-experts/
※リポートの概要を紹介するブログ記事です。
参考:
米・Ithaka S+R、コミュニティカレッジの図書館と学習支援活動に関する報告書を公開
Posted 2018年8月15日
https://current.ndl.go.jp/node/36486