熊本県立第二高等学校、熊本地震復旧工事完成記念式典を実施:図書館を新築

2019年10月1日、熊本地震で被害を受けた熊本県立第二高等学校が、熊本地震復旧工事完成記念式典を実施したことが地元紙に報じられています。

報道によると、同高では体育館や普通教室などが被災しましたが、2019年9月に仮設校舎のあったハンドボール場の復旧作業が終わり、全工事が終了したことにともない実施されたものです。新しく建設された図書館は、災害時には避難所や救護所としても利用できると紹介されています。

また、同校図書館のブログによると、同館は2018年12月3日に開館済で、熊本県産の木材を使用し、照明はLEDを採用、地中熱を利用した冷暖房も設置されています。蔵書は約6万6千冊で座席数は76席です。

被災の第二高、工事完了 図書館など 全県立学校が復旧(熊本日日新聞,2019/10/2)
https://this.kiji.is/551938355069748321?c=92619697908483575

図書館オリエンテーション(熊本第二高等学校,2019/5/14)
https://sh.higo.ed.jp/daini/blogs/blog_entries/view/767/99ed2906dfcd4fbb928e1eefe2d55b7c?frame_id=485

参考:
E1886 – 2016年熊本地震発生後の図書館等の状況
カレントアウェアネス-E No.320 2017.02.23
https://current.ndl.go.jp/e1886
※熊本県立第二高等学校が、校舎の被害に伴い、仮設校舎第2棟の1階に図書閲覧室を設置