ウェブアーカイブツールWebrecorderの2019年8月14日付けブログ記事において、技術的に複雑なウェブサイトのキャプチャを自動化する新機能“Autopilot”の公開が発表されています。
現在、FacebookやTwitterのタイムライン、InstagramのユーザーアカウントやYoutubeなど、特定のウェブサイトについては、キャプチャ時にそれらのウェブサイト用にカスタマイズされた自動アクションを利用できます。記事中では、今後対応するウェブサイトを増やしていく考えが示されています。
それら以外のウェブサイトでも機能は利用できるものの、現時点では、ページのスクロール及びページに埋め込まれた動画・音声の再生を含む、任意のページで機能するより一般的なアクションを行うとあります。
Introducing Webrecorder Autopilot(Webrecorder Blog, 2019/8/14)
https://blog.webrecorder.io/2019/08/14/autopilot
@webrecorder_io(Twitter, 2019/8/14)
https://twitter.com/webrecorder_io/status/1161702818438422531
Autopilot(webrecorder)
https://guide.webrecorder.io/autopilot/
※“Available behaviors”の項目に現時点で特別な自動アクションを利用できるウェブサイトのリストが掲載されています。
参考:
デジタルアートの保存に取り組むRhizomeとカナダ国立映画庁(NFB)、ウェブアーカイブツールWebrecorderの機能強化のための技術協力の拡大を発表
Posted 2018年12月19日
http://current.ndl.go.jp/node/37252
E2101 – 2018年IIPC総会・ウェブアーカイブ会議<報告>
カレントアウェアネス-E No.362 2019.01.31
http://current.ndl.go.jp/e2101