2019年6月19日、国立大学図書館協会学術資料整備委員会のデジタルアーカイブWGは、報告書「大学図書館におけるデジタルアーカイブの利活用に向けて」をとりまとめ、公表したことを発表しました。
デジタルアーカイブに関し、大学図書館に特化した課題と方策を中心に取りあげ、先進的な取り組みを行っている事例の紹介、各アーカイブで利活用のために工夫した点等を詳細に示すことで、各大学の実務者の参考に資することを目指したものとあります。
報告書は、「Ⅰ 国内外のデジタル化の動向」「Ⅱ アンケート結果からみる現状と課題」「Ⅲ 利活用のための課題と方策」「Ⅳ 取組事例」「おわりに 〜提言に代えて〜」の章立てとなっており、また、付録として「デジタルアーカイブに関する調査票、調査結果」「用語集」「関連資料」が収録されています。
「大学図書館におけるデジタルアーカイブの利活用に向けて」(学術資料整備委員会 デジタルアーカイブWG)を公表しました(国立大学図書館協会, 2019/6/19)
https://www.janul.jp/ja/news/20190619
大学図書館におけるデジタルアーカイブの利活用に向けて[PDF:92ページ]
https://www.janul.jp/sites/default/files/2019-06/sr_dawg_report_201906_0.pdf
参考:
デジタルアーカイブジャパン実務者検討委員会、「第二次中間取りまとめ」を公表
Posted 2019年5月31日
http://current.ndl.go.jp/node/38272
国立国会図書館、YouTubeで公開している遠隔研修教材に「資料デジタル化の基礎」「デジタル化資料の権利処理と利活用」など5本を追加
Posted 2019年3月27日
http://current.ndl.go.jp/node/37880
CA1925 – 大阪市立図書館デジタルアーカイブのオープンデータの利活用促進に向けた取り組み / 澤谷晃子
カレントアウェアネス No.336 2018年6月20日
http://current.ndl.go.jp/ca1925