2019年6月22日、東京大学大学院経済学研究科学術交流棟(東京都文京区)において、社会・労働関係資料センター連絡協議会、東京大学経済学部資料室が主催する実務セミナー「資料管理の現場でデジタルアーカイブを位置づける」が開催されます。
図書館やアーカイブズの所蔵資料において、デジタル・メディアが大きな位置を占めつつある中で、資料管理の現場の視点から、デジタル・メディアを含めた資料管理全般の在り方を考え直すことを狙いとしたセミナーです。
参加費は、労働資料協会員は無料、非会員は2000円となっています。定員は30名であり、事前の申込みが必要です。
主なプログラムは次のとおりです。
講義「デジタルアーカイブ入門:歴史と課題」
報告「エル・ライブラリーの事例から教訓を学ぶ 労働組合旗、労働史オーラルヒストリー、産業映画フィルムのデジタル化について」
講師:谷合佳代子氏(エル・ライブラリー〈大阪産業労働資料館〉館長)
講義「東京大学経済学図書館の蔵書管理におけるデジタル化の位置づけ」
講師:矢野正隆氏(東京大学経済学部資料室助教)
見学:東京大学経済学部資料室の撮影室
講義「東京大学経済学部資料室における撮影システム構築の考え方」
講師:小島浩之氏(東京大学経済学部資料室講師)
ワークショップ「資料のデジタル撮影のポイントと注意点」
講師:岸剛史氏(東京大学経済学部資料室学術支援職員)
実習+質疑「デジタル化のプロセスについて参加者と考える」
講師:矢野正隆氏(東京大学経済学部資料室助教)
実務セミナー「資料管理の現場でデジタルアーカイブを位置づける」(社会・労働関係資料センター連絡協議会)
https://sites.google.com/site/rodoshiryokyo/sokai/semina