研究データに関する取組に携わっているJiscのチームによるブログ“Research Data and related topics”の2019年3月7日付け記事において、保存すべき研究データに関する調査レポート“What to Keep: A Jisc Research Data Study”の刊行が紹介されています。
研究データの増大・多様化に伴い、何を保存するかが問題となっていることを背景として、データ保持のためのユースケースや改善のための提案をまとめており、結論として、何を、なぜ保存するかだけでなく、保存先、保存場所、保存期間も考慮することが不可欠であるとしています。
Research data: To keep or not to keep? (Research Data and related topics, 2019/3/7)
https://researchdata.jiscinvolve.org/wp/2019/03/07/research-data-to-keep-or-not-to-keep/
What to Keep: A Jisc Research Data Study [PDF:419KB]
https://repository.jisc.ac.uk/7262/1/JR0100_WHAT_RESEARCH_DATA_TO_KEEP_FEB2019_v5_WEB.pdf
参考:
Science Europe、「研究データ管理の国際的な調整に関する実践ガイド」を発表
Posted 2019年2月14日
http://current.ndl.go.jp/node/37584
英・Open Research Data Taskforce(ORDTF)、同国の研究データの公開の現状や提言をまとめた最終報告書をウェブサイトで公開
Posted 2019年2月8日
http://current.ndl.go.jp/node/37550