文化庁、2019年度「アイヌ語のアーカイブ作成支援事業」への募集を開始

2019年2月25日、文化庁が、2019年度「アイヌ語のアーカイブ作成支援事業」への募集を開始しました。

各地で保存されているアイヌ語の音声資料をアーカイブとして公開することを支援することにより、アイヌ語が消滅することなく、その保存・継承が円滑に行われるような環境を整えることを目的とした事業で、指定された様式(募集案内「13アーカイブ化に当たっての指定様式」参照)にのっとってアーカイブ化して公開する企画が募集対象です。

募集の締め切りは3月7日で、事業規模は合計で700万円程度、採択件数2件から3件が予定されています。同事業の対象期間は、委託契約日から2020年3月31日までです。

新着情報一覧(文化庁)
http://www.bunka.go.jp/whats_new.html
※2019年2月25日欄に「2019年度「アイヌ語のアーカイブ作成支援事業」の募集」とあります。

2019年度「アイヌ語のアーカイブ作成支援事業」募集案内(文化庁)
http://www.bunka.go.jp/shinsei_boshu/kobo/1413704.html

参考:
文化庁、国立のアイヌ文化博物館(仮称)の基本計画を策定
Posted 2015年7月31日
http://current.ndl.go.jp/node/29048

Twitterを利用した土着少数言語の保存・リスト化プロジェクト“Indigenous Tweets”(記事紹介)
Posted 2011年4月15日
http://current.ndl.go.jp/node/18007