2019年3月9日、大阪市立総合生涯学習センターにて、日本図書館研究会第347回研究例会「図書館が本を貸すから本が売れない?」が開催されます。発表者は立命館大学文学部の常世田良氏です。
開催概要によると、作家や出版流通の関係者による「図書館の貸出が本の売上を阻害している」という図書館への指摘について、冷静な議論を行うためには多様な統計的数値や実証的な知見が必要であるとしています。同研究会を通じて、問題の理解や齟齬の解消のために若干のデータ等の提供を行い、討議の機会を設けるとしています。
参加に事前申し込みは不要で、日本図書館研究会の会員以外も参加可能です。
第347回研究例会 図書館が本を貸すから本が売れない?(日本図書館研究会)
http://www.nal-lib.jp/events/reikai/2018/347invit.html
参考:
2018年の紙の出版物の推定販売金額は前年比5.7%減の1兆2,921億円:電子市場は11.9%増の2,479億円
Posted 2019年1月28日
http://current.ndl.go.jp/node/37460