練馬区立練馬図書館で職員がストライキ実施の構え

東京都の練馬区立練馬図書館において、非常勤職員が指定管理者制度の導入に反対し、ストライキの実施を予定していることがNHKで報じられています。

報道によれば、練馬区では石神井図書館と練馬図書館の2館で、5年後までに指定管理者制度を導入する方針をとっていますが、区の非常勤職員で構成される労働組合がこの方針に反対し、区との間で交渉がまとまらなかった場合にはストライキを行う構えであるとのことです。

ストライキは2館のうち練馬図書館で、2018年12月19日と26日の2回、それぞれ午前8時半から10時半までの2時間実施される予定、とされています。同図書館は館長も含めた職員35人のうち、32人が非常勤であるとのことです。

図書館司書の“ストライキ”(NHK、2018/12/17付け)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181217/k10011750421000.html

図書館の民間委託に反対 労組がスト予定 東京 練馬区(NHK、2018/12/17付け)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181217/k10011750251000.html

参考:
CA1153 – 公共図書館のストライキと利用者の反応 / 石塚陽子 カレントアウェアネス No.218 1997.10.20
http://current.ndl.go.jp/ca1153