2018年12月15日、東京大学において、東洋学・アジア研究連絡協議会シンポジウム「「近未来の東洋学・アジア研究」―言葉の重みを受けとめ、いかにその壁を超えるか― 」が開催されます。
内容は以下の通りです。
報告レジュメ集によると、川島真氏の報告は「近現代中国研究の直面している研究態様の変容、すなわち①中国自身の変容と方法論との関係、②新たな研究データベースや史料環境にまつわる課題、そして③成果の発信方法の変容などについて論点を提示したい。」となっています。
・開会挨拶:斎藤明氏(国際仏教学大学院大学教授、東洋学・アジア研究連絡協議会会長)
・総合司会:小島毅氏 (東京大学教授)
・報告:
間野英二氏 (京都大学名誉教授):『バーブル・ナーマ』研究の軌跡―諸言語の壁を乗り越えて―
戸内俊介氏 (二松学舎大学准教授): 出土文献から見る上古中国語の“文法化”について
船山徹氏 (京都大学教授):訳語の適性―「衆生」から「有情」へ、そして再び「衆生」へ―
川島真氏 (東京大学教授):中国の『大国化』と中国近現代史研究の変容
・閉会挨拶:池田知久氏(東京大学名誉教授、東洋学・アジア研究連絡協議会顧問)
シンポジウム「近未来の東洋学・アジア研究」―言葉の重みを受けとめ、いかにその壁を超えるか― (東洋学・アジア研究連絡協議会)
http://www.tohogakkai.com/kyogikai-sympo.html
参考:
日本学術会議、提言「新たな情報化時代の人文学的アジア研究に向けて―対外発信の促進と持続可能な研究者養成―」を公表
Posted 2017年9月28日
http://current.ndl.go.jp/node/34747
E2059 – アジア学研究者の研究支援ニーズと大学図書館の役割(米国)
カレントアウェアネス-E No.354 2018.09.13
http://current.ndl.go.jp/e2059