神戸市立図書館、小学校での英語教育本格化への対応等を目的に、電子図書貸出サービスを試行実施

神戸市立図書館が、楽天株式会社と電子図書館サービス「Rakuten OverDrive」に関する連携協定を締結し、2018年6月22日から2020年4月末までの約2年間、電子図書貸出サービスを試行実施すると発表しています。

電子図書は、日本語の図書約1,000冊、英語の図書約500冊、青空文庫約1万冊でスタートし、2年間の試験的導入期間中に約1万3,000冊まで増やす予定とのことです。

神戸市立図書館の説明によると、次期学習指導要領により小学校での英語教育が本格化するにあたり、家庭でも英語に親しめるよう、英語の図書には、小学校低学年から楽しめる読み上げ機能のあるものから、中学生のリスニングに対応したものまであるとのことです。

電子図書貸出サービス「KOBE電子図書館 by Rakuten OverDrive」試行実施のお知らせ(神戸市立図書館,2018/6/13)
http://www.city.kobe.lg.jp/information/institution/institution/library/top/info_denshi0614.html

楽天、電子図書館サービス「Rakuten OverDrive」に関する協定を神戸市と締結(楽天株式会社,2018/6/13)
https://corp.rakuten.co.jp/news/press/2018/0613_01.html

神戸市立図書館に電子図書館サービスの提供を開始(OverDrive Japan,2018/6/13)
http://overdrivejapan.jp/info/27

参考:
浜松市、多文化サービスの充実化などを目的に、楽天株式会社と電子図書館に関する連携協定を締結
Posted 2017年11月2日
http://current.ndl.go.jp/node/34944

E1744 – 第2回シンポジウム「図書館多読への招待」in東京<報告>
カレントアウェアネス-E No.294 2015.12.10
http://current.ndl.go.jp/e1744

文部科学省、次期学習指導要領を告示
Posted 2017年3月31日
http://current.ndl.go.jp/node/33759