米国科学財団(NSF)、データストレージのネットワーク“Open Storage Network(OSN)”の開発に助成

2018年6月7日、米国科学財団(NSF)は、データストレージのネットワーク“Open Storage Network(OSN)”の初期開発に今後2年間で180万ドルの助成を行うことを発表しました。

この開発プロジェクトには、米・ジョンズ・ホプキンズ大学、National Data Service、NSFの助成を受けているBig Data Regional Innovation Hubs(BD Hubs)の4組織のそれぞれの代表者などが関与します。OSNは、低コスト、高スループット、大容量かつ100Gbpsでネットワークに接続できるよう設計され、研究者がより効率的にデータを扱い共有することが可能となるとのことです。

NSF supports development of new nationwide data storage network(NSF, 2018/6/7)
https://www.nsf.gov/news/news_summ.jsp?cntn_id=245686&org=NSF&from=news

参考:
フランスの人文・社会科学系大規模研究データインフラ“Huma-Num”公開
Posted 2013年7月10日
http://current.ndl.go.jp/node/23901

E1925 – オープンサイエンス基盤研究センターの新設について
カレントアウェアネス-E No.327 2017.06.22
http://current.ndl.go.jp/e1925

大学図書館による科学データの長期保存を支えるインフラ構築プロジェクトに2,000万ドル助成金(米)
Posted 2010年2月16日
http://current.ndl.go.jp/node/15793