韓国国会図書館、ブロックチェーン技術を基盤とした「国家学術情報ニューラルネットワーク構築プロジェクト」を提案

韓国国会図書館が、2018年5月24日に全羅南道木浦市で開催された韓国学術情報協議会第16回定期総会及びカンファレンスにおいて、ブロックチェーン技術を基盤とした「国家学術情報ニューラルネットワーク構築プロジェクト」を提案したと発表しています。

第4次産業革命はデータと人工知能(AI)技術を結びつけたものという側面で見た時に、図書館資料は第4次産業革命の源としての「信頼できるデータ」そのものであるとし、政府の支援を受けて学術情報を中心に図書館が協力してデータを構築・共有・活用する新しい生態系が必要だとして、同協議会の会長を務める館長が基調講演において提案したものです。

国会図書館 プレスリリース
http://www.nanet.go.kr/libintroduce/bododata/selectBodoDataList.do
※「222 도서관 자료는 4차산업혁명의 원유이자 데이터 그 자체 블록체인 기술 기반 ‘국가 학술정보 신경망 조성 프로젝트’ 제안 2018-05-24」(図書館資料は第4次産業革命の原油であるデータのブロックチェーン技術基盤「国家学術情報神経網(ニューラルネットワーク)構築プロジェクト」提案」とあります。

参考:
韓国国会図書館、韓国統計庁・国会立法調査処と連携し、館内に「研究データセンター」を設置
Posted 2018年4月26日
http://current.ndl.go.jp/node/35919

E2012 – 学術コミュニケーションにおけるブロックチェーンの可能性
カレントアウェアネス-E
No.344 2018.03.22
http://current.ndl.go.jp/e2012