2018年4月24日、韓国・水原女子大学校の仁済学術情報館(図書館)が、 民間業者と連携して開発した「チャットボットエルフ(e-Library Friend)」の試行サービスを開始したと発表しています。
人工知能を用いて、インスタントメッセンジャーにより、司書が不在の時間においても、365日24時間、利用者からの質問に回答するサービスで、具体例として、学生証(図書館への入館に必要)がない学生が「学生証がないのですがどうしたらよいですか?」と入力すると30秒以内に臨時のモバイル学生証が送信されるなどの機能があることが紹介されています。
韓国においてSNSのカカオトークを用いた単純な質問・回答サービスを実施している大学図書館は存在するものの、今回開発した「チャットボットエルフ」のような双方向的なサービスは初めてと説明しています。
수원여자대학교, 국내 대학도서관 최초 ‘챗봇’ 도입(수원여자대학교,2018/4/24)
http://www.swc.ac.kr/cop/bbs/BBSMSTR_000000000161/selectBoardArticle.do?bbsId=BBSMSTR_000000000161&nttId=6470
参考:
LC法律図書館、法情報や同館の調査ガイド・外国法に関する報告書を紹介するチャットボットを公開
Posted 2017年10月5日
http://current.ndl.go.jp/node/34790