2018年5月18日、東京都新宿区の早稲田大学早稲田キャンパスにおいて、国公私立大学図書館協力委員会(JULIB)著作権検討委員会主催の、平成30年度大学図書館シンポジウム「大学教育のICT化と著作権法改正: 学習資源のデジタル化と図書館資料の活用」が開催されます。
教育の情報化に対応した権利制限規定の改定を含む、著作権法の一部を改正する法律案が国会に上程され、4月17日に衆議院で可決されたことから、教員から図書館資料の教材利用に関する図書館への問い合わせ等が今後増えることも予想されるなど、法改正を受けた補償金制度の概要や図書館における複製に係る第31条との関係について理解を深めておくことが必要であることから開催されるものです。
参加費は無料ですが、定員は82名で、事前の申し込みが必要です(先着受付順)。
内容は以下の通りです。
・挨拶
荘司雅之氏(早稲田大学図書館事務部長)
・趣旨説明
服部光泰氏(大学図書館著作権検討委員会主査、早稲田大学図書館)
・著作権法改正がもたらす大学図書館と著作権団体との関係の変化
森 一郎氏(東京大学附属図書館)
・英国における大学図書館の資料活用と著作権包括契約の現況(実地調査報告)
海浦浩子氏(横浜市立大学学術情報センター)
・早稲田大学のeラーニングと著作権における現状と課題
川合 光氏(早稲田大学大学総合研究センター)
・著作権法改正と著作物の教育利用
瀬尾太一氏(日本複製権センター)
・パネルディスカッション
パネリスト:
森氏、海浦氏、瀬尾氏、早稲田大学人間科学学術院でeラーニングに携わる教員(予定)
モデレーター: 土屋俊氏(大学改革支援・学位授与機構)
・総括
土屋俊氏(大学改革支援・学位授与機構)
大学図書館著作権検討委員会主催「大学教育のICT化と著作権法改正: 学習資源のデジタル化と図書館資料の活用」の開催について(お知らせ)(JULIB,2018/4/20)
https://julib.jp/blog/archives/1977