2018年3月21日、米・カリフォルニア大学図書館が、オープンアクセス(OA)の実現促進のためのツールキット“Pathways to Open Access”を公表しました。
OA実現のための様々な方法・モデルを分析し、各々の方法の実装のための実践可能な戦略を整えたもので、同年2月27日に同大学の図書館長協議会(CoUL)で承認されたものです。
同大学の各キャンパスの図書館やカリフォルニア電子図書館(CDL)はもとより、世界中の研究図書館や研究機関でのOA実現を支援することも目的としており、このツールキットの北米での影響を最大化するため、同大学の各キャンパスの図書館が共同で、2018年10月に、研究機関の指導者に各機関に適した実行可能な再投資計画を策定する機会を提供するワーキングフォーラムを開催予定です。
UC libraries launch tool to help achieve open access(University of California Berkeley Library News,2018/3/21)
http://news.lib.berkeley.edu/pathways-to-open-access
Scholarly Communication(University of California Libraries)
https://libraries.universityofcalifornia.edu/about/initiatives/scholarly-communication
Pathways to OA: Full Report [PDF:42ページ]
https://libraries.universityofcalifornia.edu/groups/files/about/docs/UC-Libraries-Pathways%20to%20OA-Report.pdf