米・ニューヨーク図書館協会(NYLA)から、米・シエナカレッジ研究所(Siena College Research Institute)により2018年1月30日から2月12日にかけてニューヨーク州の住民を対象として実施された図書館に関する世論調査の結果が公表されています。
回答者の30%(女性の20%、ラテン系住民の20%、年収5万ドル以下の世帯の30%)がインターネットにアクセスするために不可欠なポイントと回答。
回答者の60%が地元の公共図書館の資料を利用していると回答(そのうち75%が月1回、25%が週1回利用)。
回答者の75%(ラテン系住民の85%)が地元の図書館を信頼のできる情報を探すのに重要な役割を果たしていると回答。
アフリカ系アメリカ人の47%、ラテン系住民の30%、高卒の住民の30%がキャリアの構築や就職のために図書館を利用していると回答。
回答者の89%が、あらゆる年代の教育機会の提供において地元の図書館が重要な役割を果たしていると回答。
回答者の48%が図書館が提供するサービスにより個人的な学習活動を行なっていると回答(一方、高校・大学で行っているのは51%、ミュージアム・コミュニティセンターでは38%)
資格のある学校図書館職員が常駐する学校図書館を利用できることが重要であるとの回答が初等学校では97%、中等学校では96%、カレッジでは91%。
といった結果が紹介されています。
New York Library Association Releases Siena Research Institute Findings(NYLA)
https://www.nyla.org/max/4DCGI/cms/review.html?Action=CMS_Document&DocID=2479&MenuKey=nomenucms
via;
Public Libraries: New York Library Association Releases Siena Research Institute Findings(LJ infoDocket,2018/3/10)
https://www.infodocket.com/2018/03/10/public-libraries-new-york-library-association-releases-siena-research-institute-findings/