2018年2月26日、全国大学生活協同組合連合会が、第53回学生生活実態調査の概要を公表しています。
読書時間に関する調査では、1日の読書時間は平均23.6分・読む人の平均である有額平均は51.1分と、2016年からそれぞれ-0.8分と+2.5分となりました。1日の読書時間が「0」の学生は53.1%で2016年から4.0%増加している一方、読書時間が120分以上と回答した割合は5.3%であり、読書時間が「0」の学生が4割を超えた2013年以降も5%以上が続いていることから、長時間読書をする層が引き続き存在する事を示していると説明されています。
また、2013年から2017年の5回分のデータを分析し、読書時間の減少の背景について考察されています。考察では、大学生の高校までの読書習慣が2014年をピークに徐々に低下していることが要因となっていると述べられています。
第53回学生生活実態調査の概要報告(全国大学生活協同組合連合会,2018/2/26)
http://www.univcoop.or.jp/press/life/report.html
参考:
全国大学生活協同組合連合会、第52回学生生活実態調査の概要を公表:1日の読書時間が「0」は49.1%
Posted 2017年2月27日
http://current.ndl.go.jp/node/33547
子どもの頃の読書習慣は大人になってからどう影響する? 国立青少年教育振興機構が調査研究報告書を公表
Posted 2013年2月27日
http://current.ndl.go.jp/node/22981