2018年2月1日、OA雑誌PeerJは2月中に投稿された論文について、APCを無料にすると発表しました。これは2月12日でPeerJが創刊5周年を迎えることを記念してのもので、PeerJ本誌とPeerJ Computer Scienceが対象となります。
また、現在100以上の分野ごとに置かれている編集協力者(Academic Editor)について、新たに12のセクションに分けた上で、それぞれ12~50人の編集協力者と、2~4人のセクション代表編集者(Section Editor)を置く体制を導入することも発表されました。セクション代表編集者は編集協力者による論文の却下・受理判断に関する最終決定権を持つとのことです。セクション代表編集者には、編集体制を監督し、受理・却下の一貫性を保つことや、研究コミュニティとしてのリーダーシップをとる役割が期待されます。
PeerJ celebrates 5 years of publishing with an editorial reboot and full fee waivers in February(PeerJ Blog、2018/2/1付け)
https://peerj.com/blog/post/115284880081/peerj-section-editors/
参考:
PeerJ、対象分野をさらに拡大 環境学に関する15領域が対象に
Posted 2017年10月31日
http://current.ndl.go.jp/node/34925
PeerJが対象分野を拡大 気候変動・環境学に関わる5つの領域を投稿受付対象に
Posted 2017年7月25日
http://current.ndl.go.jp/node/34417
PeerJが2015年2月12日で2周年 PeerJ Computer Scienceの投稿受付も開始
Posted 2015年2月18日
http://current.ndl.go.jp/node/27999