英国図書館、ドキュメントサプライサービス“British Library On Demand”の対象を「後発開発途上国」に拡大

2017年10月17日、英国図書館(BL)が、国内の非営利機関向けドキュメントサプライサービス“British Library On Demand”の対象を「後発開発途上国」(least developed countries )に拡大すると発表しています。

同館が、2016年7月に、利用が減少したことから、国外の非営利の図書館を介して非商用目的のエンドユーザへ著作権料金を減免した特別な固定価格でコピーを提供する“International Non-Commercial Document Supply”(INCD)サービスを終了したことにより、研究資源へのアクセスの選択肢が限定されてしまった国々の科学者や研究者を支援することが目的です。

British Library On Demand service extends to ‘least developed’ countries(BL,2017/10/17)
https://www.bl.uk/press-releases/2017/october/british-library-on-demand-extends-to-least-developed-countries

参考:
英国図書館の“International Non-Commercial Document Supply”(INCD)サービス、2016年7月1日をもって終了
Posted 2016年7月4日
http://current.ndl.go.jp/node/31992