AFP通信社が、2017年9月9日付けで、アフガニスタンの国営映画会社Afghan Filmが、タリバンによる破壊を逃れた約7,000本の映画フィルムのデジタル化作業を行なっている記事を配信しています。
1990年代中頃、タリバンが全ての映画を破壊を意図してAfghan Filmに突入した際、担当者がフィルムを会社の敷地内に隠したもので、2001年にタリバンが撤退した際に、いくつかのフィルムは焼かれたものの、約7,000点のフィルムが発見されずに残ったとのことです。
これらフィルムのデジタル化を実施しているもので、16ミリフィルム・3万2,000時間分、35ミリフィルム・8,000時間分の映像があります。
タリバンによる破壊を逃れた映画を引き続き入手していることから、カタログ化作業は継続中とのことです。
担当者は、2年以内で全てのフィルムのデジタル化が完了することを期待しているとのことです。
Afghanistan’s lost movies, hidden from the Taliban, go digital (Youtube,2017/9/9)
https://youtu.be/GhjScwet-iA
※AFP通信社の公式チャンネル
Afghanistan’s lost movies, hidden from the Taliban, go digital(CTV,2017/9/9)
http://www.ctvnews.ca/entertainment/afghanistan-s-lost-movies-hidden-from-the-taliban-go-digital-1.3582484
Afghan cinema survives the Taliban(The Hindu,2017/9/9)
http://www.thehindu.com/todays-paper/tp-international/afghan-cinema-survives-the-taliban/article19647572.ece