2017年8月24日、科学技術・学術政策研究所(NISTEP)は、「博士人材追跡調査」第2次報告書の速報版を公表しました。
NISTEPでは、2014年に博士課程修了者を対象に「博士人材追跡調査」を開始し、2015年11月に報告書を取りまとめています。2016年11月にこの調査の継続調査が実施され、調査結果を暫定的にとりまとめたものが今回公表されました。
2016年11月の調査では、2012年度の博士課程修了者への2回目の調査と、2015年度の博士課程修了者への1回目の調査が行われました。2012年度博士課程修了者では2,614名、2015年度博士課程修了者では4,922名から有効回答を得ました(有効回答率はそれぞれ51.8%、39.1%)。調査結果のうち、大学院博士課程への進学理由と満足度、現在の雇用状況、博士人材の地域間移動等についてまとめられています。
正式な報告書は2017年末に公表する予定とのことです。
「博士人材追跡調査」第2次報告書(速報版)の公表について(NISTEP, 2017/8/24)
http://www.nistep.go.jp/archives/34133
「博士人材追跡調査」第2次報告書(速報版)(PDF: 595KB)
http://www.nistep.go.jp/wp/wp-content/uploads/NISTEP_jd-pro2016_flash_pressJ.pdf
参考:
科学技術・学術政策研究所(NISTEP)、「博士人材追跡調査」第1次報告書を公開
Posted 2015年11月24日
http://current.ndl.go.jp/node/30039
科学技術・学術政策研究所、「博士人材データベースの設計と活用の在り方に関する検討」を公表
Posted 2014年11月7日
http://current.ndl.go.jp/node/27387