2017年4月3日、韓国図書館協会は、5月9日に実施される大統領選挙にあわせ、主要政党と候補者が、図書館に関する内容を選挙公約に盛り込むことを促すことを目的に、「図書館政策提案書」を作成したと発表しています。
提案書には、候補者が公約として採用すべき、社会的問題の解決や社会の進展に資する図書館の具体的役割(生涯学習による国民の質の向上、民主主義の養成、社会統合、第4次産業革命への対応、私教育の負担減・就職支援・高齢者支援等)や方針(司書の図書館への配置、第4次産業革命の備えた図書館施設の整備、図書館資料拡充による出版産業の活性化等)が提案されています。
作成された提案書は、大統領候補者のほか、主要政党、選挙事務所、広域自治体、市・道の教育庁、全国の図書館など約3,000ヵ所に配布されます。
[보도자료]한국도서관협회, 제19대 대통령 선거 도서관정책 제안서 제작 및 배포(韓国図書館協会,2017/4/3)
http://www.kla.kr/jsp/info/association_data.do?procType=view&f_board_seq=53350
参考:
韓国図書館協会、次期国会議員選挙にあわせて「第20代国会議員選挙図書館政策提案書」を公表
Posted 2016年3月23日
http://current.ndl.go.jp/node/31087
日本図書館協会、「図書館の更なる整備・充実を!(統一地方選挙に際して)」を発表
Posted 2015年3月27日
http://current.ndl.go.jp/node/28235