韓国国立中央図書館(NLK)が、2017年3月から、国内で所蔵されている障害者資料を統合検索・利用できる「国家代替資料統合検索システム」(DREAM)を更新し、以下の新機能を追加すると発表しています。
・英文用読み上げシステム“Text To Speech”の搭載
・ソフトのインストールが不要な「画面解説映像資料」1,500点の追加
・音声認識による資料検索機能
・SNSを通した文章共有機能
・ハングル辞典、英語辞典との連携機能
・韓国教育学術情報院(KERIS)、韓国科学技術情報研究院(KISTI)の資料検索結果との連携機能
・LGサンナム図書館のDAISY資料の提供(視覚障害者として登録されたNLKの会員のみ)
・聴覚障害者用「映像資料館」アプリの改善
국가대체자료공유시스템 개편, 장애인용 최신 기능 선봬(NLK,2017/2/28)
http://www.nl.go.kr/nl/commu/libnews/article_view.jsp?board_no=8975¬ice_type_code=3&cate_no=4
参考:
CA1881 – 動向レビュー:韓国の国立障害者図書館と図書館での障害者サービスの現状 / 孫 誌衒
カレントアウェアネス No.329 2016年9月20日
http://current.ndl.go.jp/ca1881
ユビキタス視覚障害者図書館(韓国)
Posted 2006年5月1日
http://current.ndl.go.jp/node/3876