演劇・映画の専門図書館である公益財団法人「松竹大谷図書館」が、運営資金の募集を開始しています。目標金額は250万円、募集期間は9月6日から10月26日までとなっています。
今回で5回目となる資金募集は、クラウドファンディングサイト「READYFOR?(レディフォー)」において行われており、プロジェクト名は、「【第5弾】歌舞伎や映画、日本文化の歴史を後世に伝える。」です。
集まった寄付金は、図書館の平成28年度運営資金及び「組上灯籠絵」161枚のデジタル化、及び3組の復刻版印刷費用に使われます。
支援金額に応じて、プロジェクト限定『菅原伝授手習鑑』と『二十四の瞳』の台本表紙デザインの文庫本カバーや、同館所蔵の歌舞伎・映画台本のうち200タイトルの中から支援者が好きな作品を選び、その台本カバー(台本を保護するための手作りカバー)に支援者の名前を載せる権利などのリターンが設定されています。
ネットを通じて当館への支援募集を開始いたしました(松竹大谷図書館,2016/9/6)
http://www.shochiku.co.jp/shochiku-otani-toshokan/news/160905.html
【第5弾】歌舞伎や映画、鮮やかな日本文化の遺産を守り復元する。(READYFOR?(レディフォー)プロジェクトページ)
https://readyfor.jp/projects/ootanitoshokan5
参考:
「歌舞伎や映画、日本文化の歴史を後世に伝える。」- 松竹大谷図書館、ネットで運営資金の募集を開始
Posted 2015年9月9日
http://current.ndl.go.jp/node/29396
クラウドファンディングで資金を募った「陸前高田市の空っぽの図書室を本でいっぱいにしようプロジェクト」(記事紹介)
Posted 2012年3月16日
http://current.ndl.go.jp/node/20400
E1798 – 小さな島の小さな図書館という試み:男木島図書館
カレントアウェアネス-E No.303 2016.05.19
http://current.ndl.go.jp/e1798