新韓国文化新聞が、2016年7月23日から7月24日にかけて韓国・京畿道の高陽市にある高陽市新院図書館で行われた図書館の深夜開館イベントを紹介する記事を掲載しています。
「図書館で最も特別な一夜:本を話題にする家族、本で交流するコミュニティ」と題した同イベントは、7月23日の午後11時からのフルート演奏や「ハウルの動く城」「アナと雪の女王」といったアニメ映画の主題歌の演奏等で幕を開け、その後、参加者は、館内の好きな場所で読書をしたり、「幸せを招く子どもとの会話法」といった講演や、肥満防止のための体操教室などに参加したりしました。
イベントには138人の参加があり、小学生(50人)や中学生(40人)等の子ども連れの家族が参加者の主流を占めていたとのことです。翌24日の朝7時まで参加した102人には、証明書が交付されました。
記事の最後には図書館長のインタビューが掲載されており、同イベントは、新築マンションが多い同地区において、図書館が、静かに勉強し本を借りる場所ではなく、住民が本を媒介にコミュニケーションを交わす場所となるように企画したものであり、図書館が、コミュニティーの住民が各自の知識を共有する「知識の場」となっていくことを望んていると答えています。
책과 함께 도서관서 밤샘해볼래?(新韓国文化新聞,2016/7/24)
http://www.koya-culture.com/mobile/article.html?no=104381