2016年7月21日から9月1日まで、くまもと文学・歴史館で「永遠の乙女達へ 少女雑誌とふろく展」が開催されます。
明治から大正・昭和、そして現代へとつながる少女雑誌とその付録を展示するとともに、当時の子ども達がときめいたものに注目し、少女が抱き、期待した理想像や憧れについて紹介されます。また、少女雑誌に執筆している熊本ゆかりの作家の紹介や、著名な文豪が執筆した少女向け作品なども紹介されます。
展示に合わせて、7月30日には、菊陽町図書館(熊本県)に少女雑誌を寄贈した村崎修三氏による講演「少女雑誌あれこれ」(要事前申し込み・先着50名)が、8月7日には、挿絵画家・蕗谷虹児の仕事や絵の魅力に関する、ご子息の蕗谷龍夫氏よる講演「少女雑誌と時代~抒情画家・蕗谷虹児の仕事」(要事前申し込み・先着50名)が開催されます。
くまもと文学・歴史館 イベント・展示のご案内
http://www.library.pref.kumamoto.jp/bungaku-rekishikan/event/
参考:
CA1637 – 日本における漫画の保存と利用 / 内記 稔夫,秋田 孝宏
カレントアウェアネス No.293 2007年9月20日
http://current.ndl.go.jp/ca1637
E1761 – 第26回保存フォーラム「保存と展示の両立を考える」<報告>
カレントアウェアネス-E No.297 2016.02.04
http://current.ndl.go.jp/e1761