2016年6月23日、Europeanaが、“White Paper on Best Practices for Multilingual Access to Digital Libraries”を公開しました。
これは、文化遺産のデジタルコンテンツへの多言語によるアクセスに関する白書で、昨年コメントを募集していたものです。データ、ユーザとの相互作用、インターフェースの3つの要素に焦点を当てているとのことです。
インターフェースの言語、検索語の翻訳、メタデータの多言語化、言語に依存しないアクセス方法などのトピックについて、研究文献などのリソースやベストプラクティスが掲載されています。
Multilingual access; white paper redux(europeana pro, 2016/6/23)
http://pro.europeana.eu/blogpost/multilingual-access-white-paper
Best Practices for Multilingual Access(europeana pro, 2016/6/23)
http://pro.europeana.eu/publication/best-practices-for-multilingual-access
White Paper on Best Practices for Multilingual Access to Digital Libraries(PDF: 10.8MB)
http://pro.europeana.eu/files/Europeana_Professional/Publications/BestPracticesForMultilingualAccess_whitepaper.pdf
参考:
Europeana、検索語を6つの言語に自動翻訳する機能をリリース
Posted 2014年8月14日
http://current.ndl.go.jp/node/26801
CA1863 – 欧州の文化遺産を統合するEuropeana / 時実象一
カレントアウェアネス No.326 2015年12月20日
http://current.ndl.go.jp/ca1863
E1688 – Europeanaによるメタデータの品質に関する報告書
カレントアウェアネス-E No.284 2015.07.09
http://current.ndl.go.jp/e1688