北海道大学附属図書館、北海道大学の学部学生、院生等向けの「プリント・ディスアビリティのある利用者のための資料電子化サービス」を本格実施開始

2016年5月31日、北海道大学附属図書館は「プリント・ディスアビリティのある利用者のための資料電子化サービス」(資料電子化サービス)を本格実施することを発表しました。

北海道大学の学部学生、院生等が利用できるサービスで、

・PDF文字情報を含まない画像ファイル(所要期間:約1週間、一度に申し込める件数:10件)
・未校正テキスト:Wordファイルのテキスト。ただし文字校正はしていないので間違いが多数あることがある(所要期間:約2週間、一度に申し込める件数:10件)
・テキスト:Wordファイルのテキスト。文字校正済みなので間違いは少ない
(所要期間:約1か月半~2か月、一度に申し込める件数:3件)
・電子ブック:校正したテキストを電子ブックに変換したもの(所要期間:約1か月半~2か月、一度に申し込める件数:3件)

の4つの形式があり、印刷された図書や雑誌を読むことが困難な利用者(視覚障害、ディスレクシア、四肢の障害など)のために、同館の資料及び北海道大学以外の大学や機関にある資料を取り寄せて電子化して提供します。

【本格実施開始します】プリント・ディスアビリティのある利用者のための資料電子化サービス(北海道大学附属図書館, 2016/5/28)
http://www.lib.hokudai.ac.jp/2016/05/31/39035/

プリント・ディスアビリティのある利用者のための資料電子化サービス
http://www.lib.hokudai.ac.jp/services/universal_design/digitizing_pa/
http://www.lib.hokudai.ac.jp/uploads/2016/05/a389964311ab762808874dfa50064f6a.pdf
http://www.lib.hokudai.ac.jp/services/universal_design/digitizing_pa/#list
※2つ目のリンクは、同館の「プリント・ディスアビリティのある利用者のための資料電子化サービス」に関するチラシで、3つ目のリンクは、電子化資料のリストです。

お知らせ(北海道大学附属図書館 ※2016/5/31付で、「【本格実施開始します】プリント・ディスアビリティのある利用者のための資料電子化サービス」とあります。)
http://www.lib.hokudai.ac.jp/news/

参考:
東京大学附属図書館、障害のある利用者(大学構成員)への資料電子化サービスを試行
Posted 2016年4月28日
http://current.ndl.go.jp/node/31479