韓国・ソウル大学合格者の読書傾向(記事紹介)

2016年4月27日付の韓国・中央日報の江南通新に、ソウル大学に、内申点やサークル活動、ボランティア活動、読書活動などで評価する「随時募集」(推薦入試)で合格した82名の、それらの活動内容について分析した記事が掲載されています。

ソウル大学の「随時募集」では、志願者は、提出する自己紹介書に、高校在学中に読んだ印象深い本を3冊以内であげ、読んだ契機・本の評価・読んだことによる影響を記述することになっており、記事によると、合格者は平均35冊の本を読んでおり、その内容も、進路に関係する本を中心に、特定分野に偏らずに、人文・社会・自然科学各分野を幅広く読んでいる学生が多かったとされています。

人文系の合格者では『世界の半分が飢えるのはなぜ?』(ジャン・ジグレール)等を読みつつ、自然科学系の書籍も読んでおり、自然科学系の合格者は自然科学系では『利己的な遺伝子』(リチャード・ドーキンス)を、人文・社会科学系では『世界の半分が飢えるのはなぜ?』が良く読まれているとのことです。

[커버스토리] 서울대 합격의 조건…교내상 48개, 4.5개 동아리, 책은 35권 읽어(韓国・中央日報 江南通新,2016/4/27)
http://gangnam.joins.com/news/article/article.aspx?total_id=19945380