米バイデン副大統領が米国癌学会でオープンアクセス、オープンデータ等を呼びかけるスピーチを行う 米SPARCが賞賛

2016年4月20日、ルイジアナ州ニューオーリンズにおいて行われた米国癌学会(AACR)において行われた米国のジョー・バイデン副大統領のスピーチの中で、癌研究におけるオープンアクセス(OA)、オープンデータの必要性について言及されました。米SPARCがOA等に関する部分を取り上げて紹介するとともに、賞賛しています。

バイデン副大統領のスピーチの中では多額の税金によって支えられている癌研究の成果に、納税者がアクセスできない現状への憂慮が述べられ、OAの必要性が述べられると同時に、自身の論文をOAにしている研究者に対する褒賞についても言及したとのことです。また、オープンデータの必要性にも言及すると同時に、データに基づいて出版済みの研究の再現性を検証することに対しても助成すること等が必要であるとも述べています。

What I Said to the Largest Convening of Cancer Researchers in the Country Yesterday(Medium.com、2016/4/21付け)
https://medium.com/@VPOTUS/here-s-what-the-vice-president-said-to-the-largest-convening-of-cancer-researchers-in-the-country-3007bb196dbd

Vice President Biden Calls for Open Access, Open Data, & New Research Incentives for Cancer Research(SPARC、2016/4/21付け)
http://sparcopen.org/news/2016/vice-president-biden-calls-for-open-access-open-data-new-research-incentives-for-cancer-research/