京都大学、京都大学基金に「文学研究科所蔵貴重資料修復基金」を設置

2016年4月7日、京都大学が、京都大学基金に「文学研究科所蔵貴重資料修復基金」を設置したと発表しています。

文学研究科が所蔵する、歴史的にも価値の高い貴重資料を修復して後世に伝え、人文社会系学問の発展に寄与するために役立てられるとのことです。

同研究科が所蔵する資料の中には保存状態が悪く、研究上の利用が困難な資料も少なくないが、限られた予算の中では、その作業は遅々としたものにならざるを得ないため、広く寄付を募り、江戸時代初期写本『太平記』や『大日本史』編纂記録など特に保存状態の良くない貴重資料の修復費用に充てると説明されています。

京都大学基金に「文学研究科所蔵貴重資料修復基金」を設置しました。 (京都大学,2016/4/7)
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/social/events_news/office/soumu/shogai/news/2016/160407_1.html

文学研究科所蔵貴重資料修復基金(京都大学基金)
http://www.kikin.kyoto-u.ac.jp/contribution/letters%20/index.html