全国文学館協議会は、全国28の文学館が参加する共同展示「3.11 文学館からのメッセージ」の開催について発表しています。
展示館、開催期間、企画名は以下のとおりです。
2016年1月23日~3月13日
・山梨県立文学館 「樋口一葉の手紙 山梨の知人への水害見舞」
2016年1月30日~3月21日
・神奈川近代文学館(神奈川県) 企画展・収蔵コレクション展15「文人学者・富士川英郎展」、コーナー展示「関東大震災と神奈川」
2016年2月19日~2017年1月31日
・荒川区立日暮里図書館2階 吉村昭コーナー(東京都) ミニ展示「資料からたどる吉村文学と災害―『三陸海岸大津波』と『関東大震災』」
2016年1月8日~3月21日
・司馬遼太郎記念館(大阪府) 「司馬遼太郎と阪神淡路大震災」
2016年2月17日~3月14日
・与謝野晶子記念館(大阪府) パネル展示「与謝野晶子と大震災」
2016年2月26日~3月23日
・福井県ふるさと文学館 「文学に描かれた福井震災~復興へ向けて~」
2016年2月26日~3月31日
・仙台文学館(宮城県) 「文学に見る震災資料展」
2016年2月27日~3月21日
・水と緑と詩のまち 前橋文学館(群馬県) 「詞(ことば)のちから」
・隠し文学館 花ざかりの森(富山県) 「『美しい星』と人類救済の試み」
2016年2月3日~4月5日
・林芙美子記念館(東京都) 「林芙美子と災害」
2016年3月1日~3月15日
・吉備路文学館(岡山県)「時実新子と阪神・淡路大震災」
・中原中也記念館(山口県) 「文学者が語る関東大震災」
2016年3月1日~3月31日
・井上靖記念館(北海道) 「井上靖と狩野川台風」
・青森県近代文学館 パネル展示「大庭れいじ」の世界
・日本現代詩歌文学館(岩手県)「あれから5年、そしてこれから…――3.11と詩歌」
・いわき市立草野心平記念文学館(福島県) 「東日本大震災後に生まれた文学」
2016年3月1日~4月3日
・森鷗外記念館(島根県) 「森鷗外に見る地震・洪水 附 明治二十九年(一八九六)の三陸大海嘯と全国各地の洪水」
2016年3月1日~4月16日
・田辺聖子文学館(大阪府)田辺聖子が伝える「危険についての想像力」
2016年3月1日~4月18日
・軽井沢高原文庫(長野県) 「浅間山と御嶽山の噴火と文学」
2016年3月1日~5月8日
・文京区立森鷗外記念館)(東京都) パネル展示「森鷗外と明治・大正の災害」
2016年3月2日~3月31日
・群馬県立土屋文明記念文学館(群馬県) 「戦前版教育紙芝居『稲むらの火』―村人を津波から救った庄屋さん―」
2016年3月5日~4月10日
・郡山市こおりやま文学の森資料館(福島県) 「天災地変と文学」
2016年3月5日~4月17日
・調布市武者小路実篤記念館(東京都) 「河野通勢が報じた関東大震災 Part2」
・鎌倉文学館(神奈川県) 「関東大震災をこえて~久米正雄~」
2016年3月11日~3月26日
・日本近代文学館(東京都) 「震災を書く」
2016年3月11日~3月31日
・北九州市立文学館(福岡県) 「北九州と3.11」
2016年3月12日~5月8日
・勝央美術文学館(岡山県) 「震災の中の作家たちⅡ」
2016年4月1日~2017年3月31日
・高知県立文学館 「寺田寅彦と地震 4」
東日本大震災の記憶を風化させず、死者たちへの鎮魂と哀悼、被災者への慰謝とコミュニティの復興を願って、開催されるものです。なお、全国文学館協議会は2013年3月にも東日本大震災に関し、「文学と天災地変」という共通のテーマによる共同展示を開催しています。
共同展示「3.11 文学館からのメッセージ」の開催(日本近代文学館)
http://www.bungakukan.or.jp/cat-whatsnew/6865/
全国文学館協議会 第4回共同展(2015年度)(日本近代文学館)
http://www.bungakukan.or.jp/zenbunkyo/activity/#anc1
http://www.bungakukan.or.jp/wp-content/uploads/2013/03/2015年度共同展示チラシ.pdf
参考:
青森県総合社会教育センター・青森県近代文学館・青森県立図書館による共同企画「3.11 忘れないあの時」(3/1-3/31)
Posted 2016年2月15日
http://current.ndl.go.jp/node/30736