大学で研究データへの理解を深める「“Love Your Data”ウィーク」(米国)

2016年2月8日から12日まで、米国の一部の大学で、「“Love Your Data”ウィーク」というキャンペーンが開催されていました。

“Love Your Data”は、大学で研究データへの理解を深める取組で、「“Love Your Data”ウィーク」の期間中は、学生をはじめ、図書館員やデータの専門家、研究者などがTwitterやFacebook、InstagramなどのSNS上で“#LYD16”のハッシュタグを用いて、ツイートしたり投稿したりして参加することのほか、参加機関は研究データに関するイベントを開催することなどが推奨されていました。

また、love your dataのウェブサイトでは、1日ごとに「データを安全に保管するには」、「データをどこに、どのような構造で保管するか」、「データの共有方法」など、テーマを定めており、それぞれに良い事例、避けるべきこと、取り組むべきこと、SNSなどで共有して欲しいこと、などについて、ウェブサイトに掲載しています。

「“Love Your Data”ウィーク」はインディアナ大学-パデュー大学インディアナポリス校のデジタルスカラーシップ・センターの職員であるコーツ(Heather Coates)氏によって創始された取組とのことで、20以上の大学の学生や図書館員の参加があったようです。

love your data
https://loveyourdata.wordpress.com

Join us for Love Your Data week(University Library, 2016/1/27)
https://www.ulib.iupui.edu/node/14034

Libraries’ Love Your Data Week raises awareness among research universities(Penn State University, 2016/2/5)
http://news.psu.edu/story/391065/2016/02/05/public-events/libraries%E2%80%99-love-your-data-week-raises-awareness-among-research