東北大学附属図書館の地下書庫からドイツの新カント派哲学者・ヴィルヘルム・ヴィンデルバントの直筆ノートが発見

2015年12月25日、東北大学附属図書館は、同館の本館地下書庫で、ドイツの新カント派哲学者・ヴィルヘルム・ヴィンデルバント(Wilhelm Windelband)の直筆ノート20冊を発見したと発表しました。

同館が実施する蔵書目録のデータベース化事業の過程で2015年5月に発見されたもので、ヴィンデルバントの直筆であることを検証するために、ヴィンデルバントが教授を務め、東北大学とも学術交流のあるハイデルベルク大学の協力を得て検証がなされたとのことです。

ヴィンデルバントは1902年に『哲學史要』が翻訳出版されています。

新カント派哲学者ヴィンデルバントの直筆ノート発見(東北大学附属図書館, 2015/12/25)
http://www.library.tohoku.ac.jp/news/2015/20151225.html
http://www.library.tohoku.ac.jp/news/2015/20151225.pdf
※2つ目のリンクはプレスリリースの資料です。

関連:
哲学史要 (早稲田大学出版部): 1902(国立国会図書館サーチ)
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000039-I001818833-00