Taylor & Francis社とEIFLが、開発途上国の研究者が、APC(論文処理費用)の大幅な値引きもしくは無料で、研究成果をオープンアクセス(OA)で公開できる協定を締結

大手出版社Taylor & Francis社と、開発途上国において図書館を通じたデジタル情報へのアクセスを推進しているElectronic Information for Libraries(EIFL)が、APC(論文処理費用)の大幅な値引きもしくは無料で、開発途上国の研究者が、Taylor & Francis社とRoutledge社の雑誌において、オープンアクセス(OA)で研究成果を公開できる1年間の協定を結んだと発表しています。

これにより、EIFL連合の国々の研究者は、自然科学・社会科学・人文学分野の66のOA雑誌を選択することが可能とのことです。

開発途上国のOAを支援するこの種の出版社との契約は初めてとのことです。

Taylor & Francis and EIFL announce first Open Access agreement(Taylor & Francis Group,2015/11)
http://newsroom.taylorandfrancisgroup.com/news/press-release/taylor-francis-and-eifl-announce-first-open-access-agreement#.VkU5LFKQZ1E