CrossRefがロゴを変更

CrossRefが15周年を記念して、来週開かれる年次大会で、新しいブランドアイデンティティとしてキーメッセージとロゴを発表するにあたり、そのキーメッセージとロゴをホームページで公開しています。

再ブランド化は、これまでと異なることをしようとしているのではなく、既に行っていることをよりよく表現するためだとのことです。

理由としては、CrossCheck、CrossMark、FundRefのような取り組みの背後にCrossRefが存在することを人々が知らなかったということがあるようです。

新しいロゴは、メタデータを扱う人にはおなじみ相互リンクの角括弧で構成され、またメタデータの入出力を表す矢印として表現されているようです。

またロゴのCrossとRefの単語を分割せずCrossrefと表現することで、名称の分割を回避しており、また、“R”を小文字としたのは公式の変更であるとのことです。

色合いは、赤と濃い灰色はCrossRefのこれまでの歴史を承認するものである一方、我々の業界では独特で新鮮な色合いを表現するために現代的な色も使用しているとのことです。

The logo has landed(CrossRef,2015/11/11)
http://crosstech.crossref.org/2015/11/new-brand-identity.html

キーメッセージ
http://crosstech.crossref.org/wp-content/uploads/2015/11/Screen-Shot-2015-11-09-at-16.52.41.png

新しいロゴ
http://crosstech.crossref.org/wp-content/uploads/2015/11/Crossref_Logo_Stacked_RGB_SMALL.png

参考:
CA1836 – CrossRefの動向 revisited / 長屋 俊
カレントアウェアネス No.322 2014年12月20日
http://current.ndl.go.jp/ca1836