米国・インディアナ大学、所蔵する録音映像資料63万5千点をデジタル保存へ

2015年10月31日付のInside Indiana Business誌によると、米国・インディアナ大学が、代替のきかない63万5千点の録音・映像・フィルムをデジタル保存イニシアチブのもとで保存すると発表しているとのことです。

これらのコレクションは、現在、インディアナ大学ブルーミントン校、インディアナ大学-パデュー大学インディアナポリス校や地域キャンパスで、50の形式(カセットテープ、CD-R、オープンリール、VHS、Uマチック、ベータ―マックス、ラッカー盤、ワイヤ記録、ろう管など)、80のユニットで保管されているとのことです。

同プロジェクトでは、今後5年間で、1,500万ドルを受け取り、2020年までに、デジタル保存し、メディアが普遍的に利用できるようにすることを目標としているとのことです。

IU to Restore Massive Media Collection(Inside Insiana Business,2015/10/31)
http://www.insideindianabusiness.com/story/30394844/iu-to-restore-massive-media-collection

Digital rescue(Research IU Bloomington,2015/10/13)
http://research.indiana.edu/2015/10/digital-rescue/

参考:
インディアナ大学、資料の保存・デジタル化に1,500万ドル:創立200周年に向けて
Posted 2013年10月4日
http://current.ndl.go.jp/node/24525

E986 – インディアナ大学の音声・映像資料の保存についての調査報告書
カレントアウェアネス-E No.160 2009.11.04
http://current.ndl.go.jp/e986