2015年10月23日、米国図書館協会(ALA)は、米国における図書館の変質を強調し、電子時代における図書館の重要な役割に関する国民の意識を高めるために、国民啓発運動として“Libraries Transform”キャンペーンを開始すると発表しています。
技術の革新は、ライブラリ―ルネッサンスに拍車をかけており、図書館は、最早、本を置くだけの場所ではなく、デジタル基盤のプログラム(3Dプリンター、電子書籍、デジタル録音スタジオ、技術訓練)を組み合わせて提供しており、そのような技術基盤の資源は、デジタルリテラシーと生涯学習を通して、生活を変革し、教育、雇用、起業等に貢献しているにも関わらず、多くの場合、このような図書館の個人や社会の変化の触媒としての強力な役割が見過ごされているとのことで、同キャンペーンでは、図書館を、調査や読書のための静かなだけの場所から、デジタル時代の学習のための動的な中心として認識してもらう事を目的としているとのことです。
ALA to launch Libraries Transform public awareness campaign (ALA,2015/10/23)
http://www.ala.org/news/press-releases/2015/10/ala-launch-libraries-transform-public-awareness-campaign
ALA Launches “Libraries Transform” Campaign(Library Journal,2015/10/29)
http://lj.libraryjournal.com/2015/10/advocacy/ala-launches-libraries-transform-campaign/
Libraries Transform
http://www.librariestransform.org/#because
※Library Journal誌の記事を追加しました(2015/10/30)