2015年10月21日、Spriner社と独・マックスプランクデジタルライブラリ(Max Planck Digital Library)が、マックスプランク協会(Max Planck Society)の研究者が、彼らの論文を、Springer社の1,600以上の定期購読雑誌においてオープンアクセス(OA)で出版するとともに、2,000以上のSpringer社の雑誌を利用できる協定を結んだと発表しています。
Springer社にとって、単一の支払い制度で、論文の利用とOA出版を同時の実施する契約は、大規模な単一の研究機関との間では初めてとのことですが、同様の試験的な協定はオランダ大学協会やオーストリアの大学図書館コンソーシアムとは既に結んでいるとのことです。
Max Planck Society researchers to benefit from open access agreement with Springer (Springer,2015/10/21)
http://www.springer.com/gb/about-springer/media/press-releases/corporate/max-planck-society-researchers-to-benefit-from-open-access-agreement-with-springer–/835358
参考:
Springer社とオーストリアの大学図書館コンソーシアム、同社の1,600点以上の雑誌からの研究成果のOA化について合意
Posted 2015年9月17日
http://current.ndl.go.jp/node/29457
オランダ大学協会とSpringer社、オープンアクセスに関して合意
Posted 2014年11月25日
http://current.ndl.go.jp/node/27500