千代田区立図書館が、2015年10月26日から1月23日まで「業務資料から見る千代田図書館の歴史展 関東大震災前後の東京市立図書館」を開催します。
同展では、千代田図書館に残る大正から昭和初期の業務日誌や写真などを通して、東京市立だった頃の千代田図書館について前期・後期にわけて紹介するとのことです。
前期の10月26日から12月15日は「一橋図書館と震災」と題して、震災前後の東京市立一橋図書館に焦点を当てるとのことです。公共図書館の創成期に東京市立図書館の中心的な役割を担った一橋図書館は、大正12年に関東大震災で焼失しましたが、被災時の様子や、復興への道のりを紹介するとのことです。
後期の12月16日から2016年の1月23日は「駿河台に完成した復興図書館」と題して、昭和5年に開館した東京市立駿河台図書館に焦点を当てるとのことです。震災の教訓を踏まえて完成した時代の先端をゆく建物や設計から、当時どのように図書館が利用されていたのかを具体的に読み取るとのことです。
また、展示に合わせて、2016年1月22日に関連講演会として「一橋・駿河台図書館をつくった図書館員」「東京市立図書館を利用するには」が開催されます。定員50名で事前申し込みは不要ですが、先着順とのことです。また、立見可とのことです。
展示「業務資料から見る千代田図書館の歴史展 関東大震災前後の東京市立図書館」(千代田区立図書館,2015/10/14)
http://www.library.chiyoda.tokyo.jp/information/20151014-17246/
講演会「業務資料から見る千代田図書館の歴史展 関連講演会」(千代田区立図書館,2015/10/14)
http://www.library.chiyoda.tokyo.jp/information/20151014-17254/