2015年9月12日、イタリア・ローマの聖ピオ十世ホールで、マレガ・プロジェクトのシンポジウム「キリシタンの跡をたどる-バチカン図書館所蔵マレガ収集文書の発見と国際交流」が開催されました。
当時の豊後の状況や、キリスト教の禁教が近世の日本社会に与えた影響のほか、マレガ神父による資料の収集、日本とイタリアの共同調査におけるそれぞれの国の機関の連携など、様々な点について紹介されるとともに、日本と欧州の機関による、手稿を用いた文化・学術交流等について検討されたようです。
Biblioteca Apostolica Vaticana
https://www.vatlib.it/home.php?ling=it&res=1366×768
https://www.vatlib.it/download/A4_Vatican_0912_2015.pdf
※In Evidenzaの箇所に掲載されています。
「マレガ・プロジェクト」シンポジウム in バチカン
「キリシタンの跡をたどる-バチカン図書館所蔵マレガ収集文書の発見と国際交流」 (国文学研究資料館)
http://www.nijl.ac.jp/pages/research/marega04.html
http://www.nijl.ac.jp/pages/research/images-marega/0912.pdf
参考:
バチカン図書館で近世豊後のキリシタン関係史料1万点が発見
Posted 2014年1月29日
http://current.ndl.go.jp/node/25366