2015年7月付けで、図書館情報資源振興財団(CLIR)が、図書館における出版の取組の過去と未来をまとめた報告書“The Once and Future Publishing Library”を公開しています。
本レポートでは、図書館の出版の再生と、その見込まれる将来、図書館での出版の取組の成功と持続可能性に影響する要素を調べているとのことです。
また、図書館での出版の歴史と出版の光景を転換した要因を明らかにしており、過去20年間に構築されたいくつかの重要な図書館と出版業の協業を述べているとのことです。
さらに、如何に現在の図書館の出版の取組が金融的に支援されているかをより理解するための彼らが行った調査の結果を盛り込んでおり、米国の学術図書館の出版の取組の範囲についての一連の観察で締めくくられているとのことです。
The Once and Future Publishing Library(CLIR)
http://www.clir.org/pubs/reports/pub166
PDF Download of Report (1.7 MB)
http://www.clir.org/pubs/reports/pub166/Pub166-pdf
参考:
図書館情報資源振興財団(CLIR)、音源保存のためのガイド“ARSC Guide to Audio Preservation”を刊行
Posted 2015年5月29日
http://current.ndl.go.jp/node/28569
図書館情報資源振興財団(CLIR)、経営的観点から図書館や情報サービスにおける変化を概観するホワイトペーパーを公開
Posted 2014年9月24日
http://current.ndl.go.jp/node/27066