国土地理院、土砂災害現場での無人航空機(UAV)による撮影を実施、映像から3Dモデルや簡易オルソ画像を作成

2015年7月13日、国土地理院は、4月に地すべりが発生した現場(山形県最上郡戸沢村の砂沢地区)を対象に、無人航空機UAVによる撮影を実施したことを発表しました。

その際撮影した映像から、3Dモデルと簡易オルソ画像が作成され、国土地理院のウェブサイトで公開されています。

なお、今回のUAVによる撮影は、土砂災害発生後、迅速に現況の把握に役立つオルソ画像等の情報を取得する手段としてUAVを導入することを目指した取組みの一環であるとのことで、現場に到着後、(1)地形と風の流れ等を把握、(2)飛行コースを決定、(3)撮影という流れで実施され、約1時間15分程度の時間がかかったとのことです。

土砂災害現場でのUAV撮影を実施(国土地理院, 2015/7/13)
http://www.gsi.go.jp/sokuzugijutu/sunasawa.html

オルソ画像について(国土地理院)
http://www.gsi.go.jp/gazochosa/gazochosa40002.html

参考:
国土地理院、防災地理情報に関する意識調査についての報告書を発表
Posted 2013年5月10日
http://current.ndl.go.jp/node/23479