OCLC Reserach、ボーンデジタルの図書館資料の管理についてのレポートを公表

2015年7月7日、OCLC Reserachが、ボーンデジタルの図書館資料の管理についてのレポート“The Archival Advantage: Integrating Archival Expertise into Management of Born-digital Library Materials”を公表しています。

このレポートでは、ボーンデジタルの図書館資料の管理についてアーキビストを取り込むための議論をしているとのことで、アーカイブ的な専門知識とデジタルな文脈との関連性についての10の領域について焦点をあてています。

焦点があたっているものには、所有権の確認、コンテンツの重要性の評価、作成の背景の記録、コレクション寄贈者との交渉と長期間をかけての関係性の育成、法的課題の認識と方向付け、ファイルの信憑性の保証、大規模なコレクションのためのメタデータ作成のための実質的な取組の利用、があり、各々はデジタル・アナログ双方に関連するものであるとのことです。よってアーキビストの各々の領域における深い知識はこれらの課題を処理することを保証するのを助けるとされています。

OCLC Research Reports
http://www.oclc.org/research/publications/reports.html
※“The Archival Advantage: Integrating Archival Expertise into Management of Born-digital Library Materials”の公開日が“7 July 2015”となっています

The Archival Advantage: Integrating Archival Expertise into Management of Born-digital Library Materials(OCLC Research)
http://www.oclc.org/research/publications/2015/oclcresearch-archival-advantage-2015.html

Download the report(US Letter .pdf)
http://www.oclc.org/content/dam/research/publications/2015/oclcresearch-archival-advantage-2015.pdf

Download the report(A4 .pdf)
http://www.oclc.org/content/dam/research/publications/2015/oclcresearch-archival-advantage-2015-a4.pdf