【イベント】国文学研究資料館、「可能性としての日本古典籍」開催(7/31、8/1・東京)

2015年7月31日と8月1日の2日間、国文学研究資料館は、同館において、第1回日本語の歴史的典籍国際研究集会プログラム「可能性としての日本古典籍」を開催します。

・基調講演「古典籍共同研究とオープンサイエンス」(前九州大学総長・有川節夫氏)
・パネル1「古典籍研究の近未来」
・パネル2「総合書物学への挑戦」
・講演「国際共同研究の意義―古活字版の終焉に向けて」(ケンブリッジ大学アジア中東研究学部 名誉教授・ピーター・コーニツキー氏)
・パネル3「紀州地域と寺院資料・聖教―延慶本『平家物語』の周縁―」
・パネル4「キリシタン文学の継承:宣教師の日本語文学」

などのプログラムが開催される予定です。

なお、このイベントは、文部科学省による「大規模学術フロンティア促進事業」の1つである、全国の大学図書館等とのネットワークをもとに、歴史的典籍約30万点を網羅的に集積し、画像化による系統的なデータベースを構築し、日本文化の国際的な発信を目指す「歴史的典籍を通じた日本文化の国際的発信」の一環として行われるもののようです。

入場は無料で、聴講も自由とのことです。

第1回日本語の歴史的典籍国際研究集会(国文学研究資料館)
http://www.nijl.ac.jp/pages/cijproject/research20150731.html
http://www.nijl.ac.jp/pages/cijproject/images/20150731_nijl_sympo.pdf
※2つ目のリンクはイベントのチラシです。

国文学研究資料館ホームページ(※「お知らせ・更新情報」欄に2015/7/6付で「7月31日~8月1日に第1回 日本語の歴史的典籍国際研究集会『可能性としての日本古典籍』を開催します。」とあります。)
http://www.nijl.ac.jp/

学術研究の大型プロジェクトの推進(文部科学省)
http://www.mext.go.jp/a_menu/kyoten/1328699.htm
http://www.mext.go.jp/a_menu/kyoten/__icsFiles/afieldfile/2012/12/10/1328699_1.pdf
※2つ目のリンクは「大規模学術フロンティア事業の概要」の資料です。

参考:
文部科学省、「大型研究計画に関する評価について(報告)『日本語の歴史的典籍のデータベースの構築計画』」を公表
Posted 2012年10月29日
http://current.ndl.go.jp/node/22186

【イベント】国文学研究資料館「日本語の歴史的典籍データベースが切り拓く研究の未来」を開催(7/25・東京)
Posted 2015年5月22日
http://current.ndl.go.jp/node/28530