京都大学、オープンアクセス方針を採択

京都大学は、2015年4月28日に「京都大学オープンアクセス方針」を採択しました。これは、京都大学の教員が生み出した学術論文等の研究成果を、「京都大学学術情報リポジトリKURENAI」によりインターネット上で原則公開することを、教員の義務とするものです。図書館機構長の引原隆士工学研究科教授によると、京都大学は、大学としてオープンアクセスを推進することで、より多くの教育・研究成果をKURENAIで広く公開し、学術研究の発展に寄与するとともに、大学としての社会的責任を果たしていくとのことです。この方針は、平成27年度中に実施が予定されているとのことです。

図書館機構 : 「京都大学オープンアクセス方針」を採択しました(京都大学図書館機構, 2015/5/7)
http://www.kulib.kyoto-u.ac.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=1677

京大、教員の研究成果を原則ネット公開へ 「オープンアクセス方針」採択(ITmedia ニュース, 2015/5/7)
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1505/07/news131.html

参考:
PASTEUR4OAプロジェクト、オープンアクセス方針に関するレポート公開
Posted 2015年4月14日
http://current.ndl.go.jp/node/28323

カリフォルニア大学、全校でオープンアクセス方針を採択
Posted 2013年8月6日
http://current.ndl.go.jp/node/24089