2015年4月15日、米国議会図書館（LC）が、全米詩月間（National Poetry Month）の一環として、有名な詩人や作家が自らの作品について語る音声記録をウェブサイトで公開を開始しました。
これらの記録はLCが2000点以上所蔵する詩集・文学の録音記録アーカイブ（Archive of Recorded Poetry and Literature）の資料をデジタル化したものであるとのことで、まず50点が公開開始され、今後は毎月追加されていく予定であるとのことです。
なお、50点の中には、米国議会図書館桂冠詩人であったエリザベス・ビショップやグウェンドリン・ブルックス、ロバート・フロストなどをはじめ、ノーベル文学賞受賞者のチェスワフ・ミウォシュなどの肉声が含まれる、とのことです。
Archive of Recorded Poetry and Literature to Launch Online April 15（LC，2015/4/14）
http://www.loc.gov/today/pr/2015/15-064.html?loclr=rssloc
Archive of Recorded Poetry and Literature Center at the Library of Congress（LC）
http://www.loc.gov/poetry/recorded-poetry/
Archive of Recorded Poetry and Literature（LC）
http://www.loc.gov/collections/archive-of-recorded-poetry-and-literature/about-this-collection/
参考：
米国議会図書館、音楽から米国の歴史を知るオンラインコレクション“Songs of America”を公開
Posted 2014年2月7日
http://current.ndl.go.jp/node/25448
米国議会図書館（LC）、歴史的録音資料が聴ける“National Jukebox”を開始
Posted 2011年5月11日
http://current.ndl.go.jp/node/18145
英国図書館（BL）、英国における録音資料コレクションの全貌把握に向け “UK Sound Directory”プロジェクトを始動
Posted 2015年3月26日
http://current.ndl.go.jp/node/28229
